公益社団法人諏訪圏青年会議所 認承証伝達式での経過報告

諏訪圏青年会議所 認承証伝達式 経過報告

推薦青年会議所代表 公益社団法人岡谷青年会議所 第38代理事長 矢崎宏明

公益社団法人岡谷青年会議所最終理事長をさせて頂きました矢崎宏明と申します。
本日は大勢の皆様にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。

 1962年の岡谷JC発足に始まりましたこの地域の青年会議所運動は、その時そのときの社会の要請に的確に応え、活発に活動を続けてまいりました。その 中で、三十数年間にわたり営々として続けてきた運動がございます。それが「諏訪はひとつ」運動です。

この地域はたいへん古くから独立した地域で、ごく一時期ですが信濃の国から別れて「州和の国」として存在していたこともありました。周囲を山に囲まれ、 市街地が連続し、誰が見てもひと目で一体の地域であることがわかります。「諏訪はひとつ」運動は、現在6つの市町村に区分されている行政枠を取り払うだけ でなく、こころの垣根をも取り払い、本当の意味での諏訪人としての意識を取り戻そうという運動です。

6つに分かれた行政枠は、お互いに切磋琢磨することで、いい意味でそれぞれの町の特徴を伸ばし、際立たせる効果も生んできました。しかし、本来一体であ る地域に複数の行政枠があることの弊害が指摘され続けてきたこともまた事実であります。


ひるがえって、この地域の青年会議所運動にとって4つの青年会議所が並立してきたことは、たいへん素晴らしい効果を生んで来たと確信しております。4つ の青年会議所は「諏訪はひとつ」という共通の目標を掲げながら、それぞれにその運動を表現してまいりました。また力を併せなければならない運動に対して は、協議会組織を段階的に発展・強化し、4つの青年会議所の総力を結集して運動にあたって参りました。

 以 上が今回の諏訪圏青年会議所設立前の状況でございますが、さて、現在の地域社会が直面している課題とは何でありましょうか。教育改革、地球環境、国際貢献 など様々な課題が山積するわけでありますけれども、その中でひとつだけを選べと言われたら、やはり「地域経済の再生」ではないかと思います。先ほど、青年 会議所は社会の要請に応えて活動してきた、と申し上げましたが、この「地域経済の再生」こそが今青年会議所が最優先で行わなければならない社会の要請であ ります。


国家的規模で権限と責任が地域に委譲されつつある現在、私達青年はその次に来るものを見定めて行動しなければなりません。地域主権の次に来るもの、それ は激烈化する地域間競争であります。今までのように、うちの地域は他より遅れたから国で何とかしてくれる、というような時代ではありません。「他にない、 他がやらない、他でできない、特色ある地域」を作り、地域間競争に勝ち抜かなければなりません。早急に主権の受け皿となる地域を構築し、国内外の他の地域 に負けない体制を築きあげる必要があると思います。そういう意味で、地域主権がうたわれる現在、地域間競争はすでに始まっているといえます。地域主権の波 に乗り遅れることは、そのまま地域間競争に乗り遅れることを意味します。
私達の先輩方は、この視点にいち早く気づき、「諏訪はひとつ運動」の大きな柱として、20万都市建設・6市町村合併を唱え、過去2度にわたって強力な活 動をしてまいりました。しかし、今ほどこの地域にとって、そして青年会議所にとってこの運動が重要であると認識したことはありません。

「組織はフレキシブルであるべき」これは、6年前、やはり行政に先駆けて統合を果たした埼玉中央青年会議所初代理事長のお言葉であります。夢をかなえるた めには、それに最も適した組織で活動することが、その組織にとっても、その組織を構成するメンバーにとっても必然なことであります。私達はこの言葉に大き な力を得て、自らの組織に対し大きな決断を致しました。

統合の過程の詳細についてにつきましては、諏訪圏青年会議所のホームページ「統合決定までのあゆみ」をご参照頂きたいと思います。

  青年会議所の統合には、1つの青年会議所を残してそこに結集する形と、母体の青年会議所を全て解散して全く新しく新設する方法がありますが、諏訪圏の場合 は市町村合併のシミュレーションを意識して、後者を選択いたしました。このため、手続き的には非常に手間がかかったことも事実であります。しかし、その手 間が今回の統合の意味、ひいては青年会議所運動の本質をみんなで考えていくことにつながりました。
また、名称については、会員のアンケートではひらがなの「すわ」という意見が多数でありましたが、現在あるものと全く同じ音は使えないという県のご指導 がありまして、「諏訪圏」という言葉を採用させていただきましたことを申し添えておきます。

おわりに、4青年会議所の源流であります公益社団法人松本青年会議所の皆様。上島一泰会頭はじめ2000年度公益社団法人日本青年会議所役員の皆様。林勇士会長 はじめ2000年度長野ブロック協議会役員の皆様と、県内青年会議所のたくさんの仲間たち。行政・関係団体・シニアクラブの皆様はじめ20万圏域住民の皆 様に対しまして心よりの感謝を申し上げたいと思います。

 それでは改めて4つの推薦青年会議所をご紹介させていただきます。

宿場と温泉と神々の里 公益社団法人下諏訪青年会議所
観光と工業が美しく調和した町 公益社団法人諏訪青年会議所
リゾートとハイテクノロジーの高原都市 公益社団法人茅野青年会議所
そして、シルク岡谷以来のはたらくまち 公益社団法人岡谷青年会議所

 本日のこのご報告をもちまして、全ての役割を終え、その輝かしい歴史を閉じます。
以上で経過報告とさせていただきます。ありがとうございました。

各JC及び設立準備委員会の経過報告

最終的には、各LOMの総会で次々と統合が決議され、設立準備委員会の発足がなされ、諏訪圏青年会議所設立に至っております。

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